地球環境の問題は、世界的な経済の状況を浮き彫りにしていると専門家たちは語っています。地球環境問題を考える上で1つの課題として注目されるプラスチックごみ問題は、プラスチック素材の安定性や安価な長所が近年の経済の象徴とも言える大量生産に結びつくことから世界的な広がりをもって地球環境の汚染を生み出しているようです。日本国内においてもペットボトルや食品包装などに多大なプラスチック素材が使用されおりますが、生活ごみや産業ごみとして廃棄されるプラスチックごみのリサイクルが追いついていないことが、プラスチックごみ問題としての大きな課題を抱えているようなのです。皆さんの暮らしのなかから廃棄される「ごみ」を素材別に分別し、新たなる資源としてリサイクルするには、多大なる時間と手間を要する上に複雑ないくつもの工程を経なくてはならないというのが現状であるようです。豊かな自然や資源に恵まれた地球環境の「健康」を将来的にも健全な状態に保つには、自然界から得た資源としてのプラスチック素材を、皆さんの暮らしのなかで有効的に活用した上で、使用済のプラスチック廃棄物を自然界のなかで新たなる資源に生まれ変わるように循環させていく必要があります。
12月 3, 2020