食品包装のあれこれ
8月 3, 2022

ビニール袋とポリ袋の違いについて

ビニール袋とポリ袋はほぼ一緒の意味で使われることが多いのですが、実は原料が違うのです。ビニール袋素材は塩化ビニール樹脂からできています。現在では塩化ビニールの袋はあまり流通していなく、子供用のプールバッグや透明のペンケースなどで使用されていましす。ポリ袋はポリエチレンやポリプロピレンなどの素材が使われています。ビニール袋の比較すると、とても薄いといった特徴があります。ポリ袋の代表的なものにはスーパーやコンビニで使われるレジ袋になります。引っ張りに強い性質があるので、たくさんの商品を入れても裂けたり、ちぎれたりすることなく使うことができます。ではなぜポリ袋をビニール袋と呼ぶ方が多いのかと言うと、戦後プラスチック製の袋が登場した当時は、塩化ビニール樹脂製の袋が主流だったため、その後ポリ袋が多く流通しても当時の名残でビニール袋と言われ続けているのです。